「徳力賞」(TOKURIKI Award)とは
「徳力賞」(TOKURIKI Award)とは本会の創設者/初代会長である徳力幹彦(Mikihiko Tokuriki)先生の姓を冠した,本会の学会奨励賞です。
徳力先生は世界的に高く評価された神経生理学者でありながら,臨床神経病学の教育と発展に大きな功績を残された本邦獣医神経病学の祖であります。
徳力賞はこうした徳力先生の業績と精神を受け継ぎ,獣医神経病学の発展に寄与する若手研究者・臨床家を奨励・顕彰する目的で,年次大会の一般演題発表者の中から最も優秀かつ本賞の趣旨に合致した演題発表者に贈られている 名誉ある学会賞です(そのため該当者なしという年もあります)。
また多くの徳力賞受賞者・受賞演題はその後国際学術誌にて公表されているのも本賞の価値を高めています。
第 27 条(徳力賞内規)
- 定義 徳力賞は獣医神経病学会における奨励賞と位置づけ,本会で発表される一般演題の中から最も優秀と判断された演題発表者を表彰するものである。
- 表彰授与 徳力賞を賞して記念品(トロフィー)と金一封(参萬円)を贈呈する。
- 選考方法
- 各地方の評議員から選定された徳力賞選考委員による採点方式による
- 徳力賞を 3 回受賞した者は選考委員に任命される。この者に任期はなく,特別な事由がない限りは定年まで選考委員とする。
- 細則
- 1度受賞した者が連続して受賞することはできない。
- 複数名が同点であった場合は,年齢が若い者を優先する。
- 3度受賞した者は選考委員に任命され,一方で徳力賞受賞資格を失う。ただし,その者の一般演題発表を妨げるものではない。